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ACT-A WATCH

日本政府がGaviに資金拠出を表明/ワクチンの生産や供給を後押し

ワクチン資金日本と世界外交
COVAXからガーナに届けられたCOVID-19のワクチン © UNICEF/UN0421745/Kokoroko
(写真)COVAXからガーナに届けられたCOVID-19のワクチン © UNICEF/UN0421745/Kokoroko

日本政府は202248日夜(日本時間)に開かれたCOVAXワクチンサミットで、新たに最大5億ドルを拠出することを表明しました。ビデオメッセージで参加した岸田首相は「世界には『ワクチン格差』が残されています。この感染症を真に克服するためにも、世界のあらゆる国や地域で、ワクチンへの公平なアクセスを確保し、『誰の健康も取り残さない』ことが鍵となります」と述べたうえで、すでに拠出している10億ドルに追加し、増資や取り組みの状況を踏まえながら、最大で5億ドルを拠出することを表明しました。

またこれに先立ち、岸田首相は225日、ACTアクセラレーター(ACT-A)のワクチン部門を担う「感染症流行対策イノベーション連合」(CEPI)が新しい流行病やパンデミックに対するワクチンを100日以内で開発する目標(100日ミッション)を掲げた計画に対して、3億ドルの拠出を表明しています。

COVAXサミットでのメッセージで、岸田首相は、これらの資金拠出に加えて、これまで4300万回分を超えるワクチンの現物供与を実施したことやコールドチェーン整備などの接種体制の強化として77カ国・地域で1.6億ドルの支援を行ってきたことを説明し、「新型コロナの克服に向けた国際的な取組をけん引していく」と述べました

COVAXは、COVID-19ワクチンを共同購入するとともに、途上国などに分配する国際的な枠組みで、Gaviワクチンアライアンスや世界保健機関(WHO)などが主導しています。今回のサミットは、Gaviと日本政府が主催した昨年のサミットに続いて開かれたもので、Gaviのほか、G7議長国のドイツ、G20議長国のインドネシア、アフリカ連合(AU)議長国のセネガルなどが共同で主催しました。Gaviによると、各国政府や民間財団などから、低・中所得国によるワクチンの公平なアクセスを支援するメカニズム(AMC)に対して、合わせて48億ドル(暫定値)相当の拠出表明がありました。

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